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対空表示

<例>対空表示の銘板

サイズ80×100 厚2 白アクリル


「対空表示」は、航空機や防空システムが空中の目標(航空機、ドローン、ミサイルなど)を識別・追尾・攻撃するための情報を可視化する手段を指します。以下のような種類があります。

1. レーダー表示(Radar Display)

  • 防空レーダー(Air Defense Radar): 敵味方の航空機やミサイルを検出し、リアルタイムで表示する。
  • 航管レーダー(Air Traffic Control Radar): 軍用・民間機の位置を把握し、空域管理を行う。
  • 早期警戒機(AWACS)表示: 空中で広範囲を監視し、戦闘機や防空部隊に情報を提供。

2. HUD(ヘッドアップディスプレイ)・HMD(ヘッドマウントディスプレイ)

  • 戦闘機のパイロットが視線を動かさずに対空目標を視認するための表示装置。
  • 敵機の位置、ミサイルのロックオン状態、距離などが表示される。

3. 指揮統制システム(C4ISR)

  • **C4ISR(指揮・統制・通信・コンピューター・情報・監視・偵察)**システムで統合された対空情報の表示。
  • 防空部隊の司令部や艦船における戦況図(シチュエーションボード)に敵航空機やミサイルの動向を表示。

4. ミサイル・砲台の対空照準表示

  • 対空ミサイル(例: パトリオット、S-400)の誘導システムにおける標的表示。
  • 高射砲やCIWS(近接防御システム)のターゲット追尾ディスプレイ。

このようなシステムは、戦闘機や防空部隊が迅速に対応できるように、視覚的にわかりやすく情報を提供する役割を果たします。

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