粉体塗装厚さ測定装置用
2023年3月16日
<例>アルミエッチング銘板

アルミ1.0mm厚み サイズ65×120mm 4-2mmビス孔
【厚さ測定器】
厚さ測定器(Thickness Measuring Device)材料の厚さを測定するために使用されるツールです。通常、板金、紙、プラスチック、またはその他の材料の厚さを測定するために使用されます。
この装置は通常、材料の上に配置されるプローブと、材料の厚さを示すデジタルディスプレイで構成されます。このデバイスは、材料の単層または多層の厚さを測定するために使用できます。粉体塗装の厚さを測定には、粉体塗装された金属基板に磁気式または渦電流式の厚さ計を使用される。
厚み測定の渦電流式(エディカレント法)は、非破壊検査の一つで、主に金属や導電性材料の膜厚やコーティング厚さを測定するために用いられます。この方法は、渦電流(エディカレント)の原理に基づいています。以下はその基本的な概要です:
渦電流式厚み測定の原理
- 渦電流の発生:
- コイルに交流電流を流すことで、磁場が生成されます。
- この磁場により、測定対象の導電性材料に渦電流が誘導されます。
- 渦電流の特性:
- 渦電流は、材料の表面付近でのみ流れます(表皮効果)。
- 渦電流の大きさや位相は、材料の電気的特性(導電率)や磁気的特性(透磁率)、そして材料の厚みによって変化します。
- 信号の変化の測定:
- 渦電流が発生すると、それに伴い反作用磁場が生じ、コイルに戻る信号に影響を与えます。
- この信号変化を解析することで、材料の厚みを推定します。
渦電流式厚み測定の特徴
利点:
- 非接触: 検査対象に直接触れる必要がありません。
- 迅速: 短時間で測定が可能です。
- 非破壊: 材料を損傷させずに測定可能。
- 多層測定: コーティングや塗装、メッキの厚み測定に適しています。
制限:
- 対象材質: 渦電流法は導電性材料に限られます。非導電性材料(例えばプラスチック)の測定には適していません。
- 厚みの範囲: 表皮効果に依存するため、極端に厚い材料や非常に薄い膜の測定には限界があります。
- 磁気的影響: 測定対象の磁気特性が大きく異なる場合、信号の解析が複雑になります。
渦電流式厚み測定の用途
- 金属の塗装・メッキ厚みの測定: 例えば、鉄材上の亜鉛メッキやアルミ上の酸化皮膜。
- 航空宇宙産業: 部材のコーティング厚さや表面の欠陥検査。
- 製造業: 生産ラインでのリアルタイム検査。