自動組立機
2024年2月2日
自動組立機は、製造業界で広く使用されており、多種多様なタイプがあります。それらは製品の組立てにおいて人間の手を補助または置き換えることを目的としています。
1,ロボットアーム式組立機
●ロボットアーム(産業用ロボット)を使用して部品をピックアップし、指定された位置に配置する方式です。非常に柔軟性が高く、様々な製品に対応可能です。
2,回転式(ロータリー式)組立機
●回転テーブルを使用し、製品がテーブルの上でステーション間を移動しながら組み立てられるタイプです。高速生産に適しています。
3,直線(インライン)組立機
●製品が直線的なコンベヤーシステム上を移動し、各ステーションで部品が組み付けられる方式です。一定のフローで連続生産が可能です。
4,セル型組立機
●特定の製品グループ専用に設計された、小規模ながら柔軟な組立ステーションです。一つまたは複数のロボットが中心となって作業を行います。
5,フレキシブル組立システム(FAS)
●異なる製品やバリエーションに容易に対応できるように設計されたシステムです。設備の再配置やプログラムの変更により、多様な製品を効率的に組み立てることが可能です。
6,パラレル組立機
●複数の作業を同時に行うことができる組立システムで、生産効率の向上が期待できます。
7,SCARAロボット
●主に水平方向の動きに適したロボットで、組立、ピッキング、プレースメント作業に使用されます。その構造から高速かつ高精度の作業が可能です。
これらの自動組立機は、製造プロセスの効率化、生産性の向上、作業の精度向上、労働コストの削減など、多くの利点を提供します。使用される具体的なタイプは、製造される製品、生産量、工場のスペース、投資予算など、多くの要因によって異なります。
機械銘板参考例 |
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