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航空障害灯設備工事用

<例>ステンレスエッチング銘板

サイズ50×125  厚み1mm  黒文字


【航空障害灯】

航空障害灯、航空機の安全な飛行を確保するために設置される警告灯のことです。主に高い建物や塔、送電線など、航空機にとって障害となり得る構造物の頂部や周辺に設置されます。これらの灯火は、夜間や悪天候時にパイロットが障害物を認識しやすくすることを目的としています。

航空障害灯にはいくつかの種類があり、その使用は設置される構造物の高さや場所によって異なります。一般的なタイプは次の通りです:

1.定常灯(ステディライト):赤色で常時点灯している灯火です。主に低い建物や構造物に使用されます。

2.点滅灯(フラッシングライト):赤色または白色で点滅する灯火です。より高い建物や構造物に設置されることが多く、点滅することでより目立ちます。

3.高強度点滅灯:非常に高い建造物に用いられる、強力な白色光を点滅させる灯火です。昼間でも明確に障害物を示すことができます。

また、これらの灯火は国際的な規制や地域の法律によって管理されており、適切な位置や間隔で設置する必要があります。航空障害灯は航空機の安全にとって非常に重要な役割を果たしています。


航空障害灯(航空機の安全を確保するために設置される障害物表示灯)は、国際的には**国際民間航空機関(ICAO:International Civil Aviation Organization)**の基準に基づいて規制されています。以下に、国際的な規制や基準の概要を説明します。

1. ICAOの基準

航空障害灯に関する規定は、ICAOが発行する「Annex 14 – Aerodromes, Volume I」に記載されています。この基準では、以下のような点が規定されています。

  • 設置基準
    • 建築物、塔、クレーン、風力タービンなど、高さ45メートル以上の構造物には障害灯の設置が推奨されます。
    • 特に航空機の航行に影響を及ぼす可能性がある場合、高さが45メートル未満でも設置が必要になることがあります。
  • 灯火の種類
    • 低光度(Low-intensity)障害灯:低い構造物用。赤色、夜間に点灯。
    • 中光度(Medium-intensity)障害灯:中程度の高さの構造物用。白色または赤色、昼夜で光度が異なる場合あり。
    • 高光度(High-intensity)障害灯:非常に高い構造物用。通常は白色で、昼間は高光度、夜間は低光度に切り替え。
  • 光の特性
    • 点滅または点灯状態の選択。
    • 光の明るさ(カンデラ)と可視性の基準。
    • 光が360度の方向に見えること。

2. 地域ごとの規制の違い

各国では、ICAOの基準に基づいて独自の規制を策定しています。そのため、以下のような違いが生じる場合があります。

  • 米国(FAA基準)
    • FAA(連邦航空局)は、「Advisory Circular 70/7460-1」に詳細を記載。
    • 高層ビルや通信塔では赤色灯と白色灯の組み合わせが一般的。
  • ヨーロッパ(EASA基準)
    • EASA(欧州航空安全庁)は、ICAO基準を採用しつつ、風力タービン用の特別な基準を追加。
  • 日本
    • 国土交通省が定める「航空法施行規則」で規制。
    • 高さ60メートル以上の構造物に設置が義務付けられ、特に赤色点灯が標準。

3. 最新の動向

  • LED照明の採用
    • 従来のハロゲンランプやキセノン灯に比べ、エネルギー効率が高く寿命が長いLED灯が主流。
  • スマート障害灯
    • レーダー感知技術を用い、航空機が近づいた場合にのみ点灯するシステムが普及。
  • 環境配慮
    • 光害や野生生物への影響を低減するための基準改定。

航空障害灯に関する詳細な情報や地域ごとの規制を確認する場合は、ICAOの公式資料や各国の航空当局のガイドラインを参照すると良いでしょう。

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