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貯蔵タンクの種類

貯蔵タンクにはさまざまな種類があり、用途や貯蔵する物質に応じて異なる設計がされています。以下は、一般的な貯蔵タンクの種類です。

1. 地上タンク

  • 固定屋根タンク: 固定された屋根を持ち、液体の貯蔵に使用されます。一般的な形状は円筒形です。
  • 浮屋根タンク: 屋根が液面に浮かぶように設計されており、蒸発損失を減少させます。主に石油製品の貯蔵に使用されます。
  • ドーム屋根タンク: 固定屋根と浮屋根の組み合わせで、圧力の変動に強い設計です。

2. 地下タンク

  • 単層タンク: 地中に埋められたシンプルなタンクで、ガソリンスタンドなどで使用されます。
  • 二重層タンク: 漏洩防止のために二重構造となっており、安全性が高いです。

3. 特殊タンク

  • 球形タンク: 高圧ガスの貯蔵に使用される球形のタンクで、圧力分散に優れています。
  • サイロタンク: 粉体や粒体の貯蔵に適した縦長のタンクです。

4. 可搬式タンク

  • IBCタンク(中間バルクコンテナ): 液体や粉体の中量輸送・貯蔵に適したコンテナで、積み重ねが可能です。
  • ドラム缶: 液体や粉体の小規模な輸送・貯蔵に使用されます。

5. その他

  • クライオタンク: 低温で液化されたガス(液体酸素、液体窒素など)の貯蔵に使用されます。
  • 防火タンク: 火災対策が施されたタンクで、主に危険物の貯蔵に使用されます。

これらのタンクは、貯蔵する物質の特性や安全性、環境条件などを考慮して選択されます。

 

タンクのバルブ銘板事例

ステンレスエッチング銘板  サイズ505×80 厚み1mm 1-Φ5 黒文字

 

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