ノーズ・レドーム
2025年2月24日
<例>航空機の防衛省銘板

サイズ63×80 厚0.8 4-φ3 4-R2.5 黒半艶 シート有
ノーズ・レドーム(Nose Radome)は、航空機やミサイルの先端部分に取り付けられるレーダーを保護するためのドーム(レドーム)を指します。「ノーズ(Nose)」は機首、「レドーム(Radome)」は「Radar(レーダー)」と「Dome(ドーム)」を組み合わせた言葉です。
ノーズ・レドームの役割
-
レーダーの保護
- レーダーアンテナを風、雨、砂、氷などの外部環境から守る。
- 高速飛行時の空気抵抗や圧力変化による損傷を防ぐ。
-
電波の透過性確保
- レーダー波を妨げない特殊な素材(複合材料や樹脂)で作られ、レーダーの性能を最大限に発揮できるよう設計されている。
-
空力特性の向上
- 機体全体の空気抵抗を減らし、燃費や飛行性能を向上させる。
-
ステルス性の向上(機種による)
- 一部の戦闘機では、レドームの形状や素材を工夫してレーダー反射を抑え、ステルス性能を向上させる設計がなされている。
ノーズ・レドームの例