あの有名TVドラマにもでてきた、国内唯一のプラスティックネジ
2016年6月24日
みなさんはTVドラマ「半沢直樹」を覚えているだろうか。
今回紹介するアイテムは、ドラマの中で半沢の父親を演じていた笑福亭鶴瓶がが登場するシーンで登場するアイテムだ。
半沢の父親が作っていたのは、プラスティック製のネジだ。
工場を継ぐのに難色をしめす息子にこの樹脂性のネジのいいところを語っていた。
小さく軽くそれでいて丈夫なこのネジが日本を支えていると。
このドラマにでて来たネジには実際にモデルがある。
製造しているのは、国内唯一のプラスティックネジの専門会社である日本ケミカルスクリュー株式会社である。
ドラマで使われたのは、同社製造のガラス繊維強化ポリアミドXMD6製のネジとポリフェニレンサルファイド製のネジだ。
これは当然ドラマのために制作されたのではなく、実際に世界での実績のある優れたネジだ。
冒頭で半沢の父親が語ったとおり、プラスティックネジには金属性のネジにはない優れた特徴がいくつもある。
まず一番のメリットは金属製のネジに比べ圧倒的に軽量であるこtだ。
また金属では磁気を帯びてしまったり、絶縁性も断熱性も期待できない。
また耐久性の麺でも錆や腐食の心配がないというのはとても大きなメリットだ。
これらは自動車などの乗り物の部品や電子機器商品、医療用機器などの精密製が求められる現場で幅広く使用されている。
また素材もプラスティック樹脂以外にもポリプロピレン製やセラミック製など多岐にわたり、
ネジの形も多様である。
半沢の父親が語る、「このネジが日本をささえとんのや」というせりふはまさに心理なのである。