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ペットボトルについて

ペットボトル

ペットボトルというのは和製英語で英語ではプラスチックボトルといいます。
ペットボトルはポリエチレンテレフタレートという素材でできています。
エチレングリコールとテレフタル酸の脱水縮合によってつくられます。

PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂
一般的にPETボトルはポリエチレンテレフタレートという石油由来のテレフタル酸とエチレングリコールを原料とします。
高温かつ高真空で化学生成されるものです。

ポリエチレンテレフタレートが「生分解性」に?
2016年3月11日に慶應義塾大学・京都工芸繊維大学から慶應義塾大学理工学部の吉田昭介助教(現所属京都大学工学研究科ERATO秋吉プロジェクト研究院)と宮本憲二准教授、京都工芸繊維大学の小田耕平名誉教授と木村良晴名誉教授の研究グループ、帝人株式会社、株式会社ADEKAが共同研究を行いポリエチレンテレフタレートを分解して栄養源とする細菌を発見し、ペットボトルなどのPET製品のバイオリサイクルに繋がる成果が発表されました。アメリカの科学雑誌「SCIENCE」に3月10日に掲載されました。

豊田通商とトヨタ自動車がバイオポリエチレンテレフタレートを共同開発
サトウキビからバイオエタノールをつくりだして、それからバイオモノエチレングリコールをつくり、テレフタル酸と脱水縮合させバイオポリエチレンテレフタノールを製造しています。
自動車の内装の材料としてこの新しいエコプラスチックを採用しています。2011年から内装の材料として製品に採用する割合が大幅に増えています。

石油製から植物由来製へと開発がシフトしてきています。
ポリエチレンテレフタレートが生分解性プラスチックになることは将来的に環境に貢献が期待でき頼もしいです。
日本では飲料の容器、ペットボトルとして身近な素材のポリエチレンテレフタレート。
現在進行形で現在もポリエチレンテレフタレートに関係する研究・開発が進んできています。