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燃料・電気、エネルギーについて考える


(画像、イメージ)

2011年3月11日以降、日本は原発停止後からエネルギーに関して考えさせられてきています。
日本は2011年の3月11日後に「省エネ化」と「液化天然ガスLNGによる火力発電のうちでCO2排出のより少ない
火力発電」を考え、開拓しました。
直近の年の日本のCO2排出量については憂慮しべき状況・結果ではありますが、逆に火力発電についての開発が
進んだことも事実です。

2018年になって最近ではアジアの国にLNG液化天然ガスによる火力発電導入が進んでいることが報じられていま
す。これは石炭による火力発電や褐炭(低品位炭)による火力発電のCO2排出コストが大きいために、CO2排出
がより少ないLNGによる火力発電の価値が見出され、石炭火力の代替としてLNG火力発電の導入が認められてき
ているという結果ではないかと推測されます。

筆者はテレビでオーストラリアやドイツが抱えているエネルギーの現実を知りました。
再生可能エネルギーの導入後の困難についていろいろな面でとり上げられており、筆者はショックを受けました
。再生可能エネルギーをヘタに導入すると電気代が高くなっていってしまうなど負の面も見つめ考えざるを得ま
せん。

燃料という視点では「水素」も貴重な有用な燃料資源と見ることができます。
電気自動車EVだけが現在のガソリン車・ハイブリッド車の代替製品とされていくのは筆者は少し心配です。
車のガソリン消費がすぐに電気だけに代替されていくのには筆者は少し恐怖心がわきます。
天然ガス自動車や水素の燃料電池車、植物油を活用したディーゼル仕様車など電力だけではなく車の燃料につい
てもバランスよく検討すべきと筆者は考えます。

日本は今後のエネルギー、電源構成や燃料の活用についてよくよく慎重に考えるべきです。
インフラ供給としての電力と車の燃料とをまずは落ち着いて分けて考えたりもして思案してもいいと考えます。

日本では再生可能エネルギーを政府は「主力電源」として認めるようになってきています。
再生可能エネルギーを主力電源と考える場合、送電線網と送電線網の具体的な仕様や環境設計、環境に対する配
慮が不可欠になります。
また再生可能エネルギーは気候・天候などの自然条件によって電力の生産・供給が不安定に陥った場合の補う補
助の電力供給・電源が表裏一体で必要になるのではないかと考えられます。
再生可能エネルギーの導入が進むとしても、天候や気候など自然条件によって再生可能エネルギーの電力がうま
く手に入らない時の電力供給の構成をしっかり考え・構築しておく必要があります。
そうした時に上記のように石炭や褐炭(低品位炭)による火力発電のCO2排出コストが大きいことは大きな問題
の1つであると認識しておく必要があります。

電力の供給インフラについては、人や動物も含めて自然環境保全に対する課題や難題がつきものであり、表裏一
体のようになっていると筆者は強く感じます。