豊橋市で深刻なごみ処理の問題発生中から考える
2018年9月11日
(イメージ、プラスチックのストロー画像)
豊橋市は1つのごみ焼却設備が故障・不具合で使えなくなっています。
その分の未焼却のごみが最終処分場に仮埋め立てされるという事態になっています。
一旦仮埋め立てされたごみは、焼却施設の復旧ができ次第、順次焼却されて処分される計画のようです。
豊橋市には生ごみを発酵させてバイオガス、メタンを採取しそのメタンを使った発電をする設備があるそうです。それに利用できる生ごみをでき得る限り使うという対策なども行っているそうです。
イギリスのマクドナルドではプラスチックの代替に紙ストローを採用し始めています。
環境に残存し悪影響を及ぼすとされる素材がより環境に残存して悪影響の無い素材に代替されていくことは環境に対しては好ましいことではないかと筆者は考えます。
豊橋市ではごみの減量や正確な分別を呼びかけるなどしています。
豊橋市の自治体もごみの具体的な処理・分別・再利用・減量のための対策が考えられているようです。
プラスチック代替として注目されている「LIMEX(ライメックス)」
「LIMEX(ライメックス)」とは株式会社TBMが開発・製造している石灰石を主成分とした新素材です。
LIMEX製品の中には生分解性のLIMEX製品がすでに開発済みで、石油由来のプラスチックや紙製品の代替製品として売り出されています。
筆者はテレビを通じて知りました。
素材の科学的に見ても素晴らしいことではないかと考えます。
欧州ではプラスチック代替製品の導入がすでに始まっています。
環境に残存されたプラスチックやマイクロプラスチックは地球環境問題の1つです。
イギリスなどプラスチックの製造を問題視し始めた国にとってはLIMEXという素材の開発は朗報と言えるでしょう。他にも脱石油依存を掲げているサウジアラビアなどの国にとっても石油代替品の素材の開発が前進していることは有意義なこととして捉えられているのではないかと考えられます。
以前筆者はプラスチックの植物由来度を上げていく植物由来プラスチックや生分解性プラスチックについてとり上げ複数記事を書いてきました。
どこかプラスチックの植物由来度を上げようとするだけでは無理があるのではと感じていました。
地球に豊富にある石灰石を使ったLIMEXという素材はプラスチックや紙製品の代替品となる可能性のある素材の1つだと筆者は感じています。