燃料・エネルギーについて
2018年10月5日
(食用廃油、イメージ画像)
目下抱えている環境問題に水質や海洋の汚染などがあります。
アジアのビーチでは沿岸の海の環境改善は大きな課題となっています。
日本の企業では、金沢エンジニアリングシステムズという会社が食用廃油を買い取り、軽油とブレンドして発動機を稼働させて電気を供給する仕組みを独自開発しています。
ちなみにその発電機で獲得した電気を供給したり、具体的にはアジアの国で電気自動車の三輪車に充電して移動のサービスを提供したりしています。
ガソリンは1Lあたり120円ほどのコストがかかるそうでうが、この食用廃油と軽油のブレンド燃料で発電した電気だとそれよりも大分安く済むそうです。
自動車の業界ではクリーンディーゼルと言われる自動車がかつてヨーロッパで人気でシェアがあったのですが、燃費や環境基準に対する不正が判明して、以後電気自動車やハイブリッドなどの電動車へと需要が変貌してきています。
中国やフランスではいち早く電動車への移行を未来に定めています。
上記の軽油と食用廃油を燃料とした発電機の稼働による電気の獲得の手法はディーゼルの活用の仕方としてはベターではないかと考えられます。
「より良く燃やすこと」を考え直させられる機会が日本には多いかもしれないと筆者は考えます。
イギリス王室の王子様の結婚式でアメリカの司教が教会で「火Fire」や「愛Love」や「力Power」の語を多用しているのを見て、筆者はこの時、全然違うことを考えていました。
エネルギーとそれを消費する自動車などの将来についてぼんやりと考えていました。
そしてそれは化石燃料などの地下資源や原子力に依存しなくて済むエネルギーについて深く考えさせられているきっかけでもあったのかもしれません。
日本では水素を燃料とするインフラの普及が始まろうとしています。
水素を燃料として考えることは良いことだと筆者も考えます。
セブンイレブンの商品を運ぶトラックは燃料電池の仕様のトラックの導入が始まるそうです。
パリ協定に対応するには、様々な電力エネルギーの得方を模索していくことが欠かせません。