FA、ファクトリーオートメーションについて
2019年12月6日
(イメージ画像、人工知能)
FAファクトリーオートメーションとは
ファクトリーオートメーションとはものづくりの現場を機械や人工知能を活用して自動化することをいいます。
略してFAと呼ばれたりしています。
新聞によると、日本電産の永守重信会長は2030年には世界の主な工場が完全自動化になる、
2050年には500億台のロボットが動く時代が来ると予言しています。
予言した通りになるかどうかは別として、
ものづくりのメーカーのリーダーが未来のビジョンを明確に持つことは大事であると考えられます。
2019年7月現在では、振り返ると、ソフトバンクの孫正義会長も韓国の文大統領を訪問した際に
「韓国は1にも、2にも、3にも人工知能」などと発言されたことが報じられました。
外交や政治の影響で、2019年の4~6月の自動車販売や半導体の製造の景気減速が報じられるようになってきました。
こうなってくるとものづくりの分野も逆風にさらされることは避けられません。
進歩を最大限に加速することは難しい状況ですが、5Gを前に一定の需要の波が来ることは間違いありません。
FAファクトリーオートメーションの進化には5GとIoTが欠かせません。
FAファクトリーオートメーションの意義については熟練工に劣らない仕事を実現させることにあるといいます。
果たしてものづくりのリーダーが言う熟練工に劣らない仕事を自動化で実現されていくのか注目です。
人間の仕事と役割はこれから洗練されていくと考えられます。
自動化に対しては、人間の雇用を奪われるという危機感をもって見る人もいます。
ただ、人間にしかできない能力はあって、
例えばWikipediaによるとパターン認識能力や言語能力などが挙げられるといいます。
コミュニケーションや指示、検証や分析などは人間が指揮者となって担うのが望ましいかもしれないと筆者は考えています。
直ちに変わるという自動化の動きではないものの、我々人間も自動化について興味を持って今後見つめていく必要はあるかと考えられます。
ただ、自動化を指揮する責任者の方にとっては、
仕事上の1つ1つのコミュニケーションや指示が仕事の内容や質に関わってくるとすれば、
それもまた責任の重い役割であり、仕事であると考えられます。