イラストレーターとの互換性
2014年2月5日
ベクトル編集のソフトウェアで制作されたデータからの彫刻。
アドビーのイラストレーターとの互換性
彫刻は1本のラインで重ねて彫りこんで生きます。そのために画像のアウトラインが必要になります。
①イラストレーター側でAIの拡張子で保存。
②AIの拡張子データからCAD用のDXFデータに変換します。
③アウトラインのベジエ曲線の円弧補間します。
④ベタ色部分はハッチングで1本づつで、さらい彫りを行ないます。
⑤NC彫刻機にて制作します。
アウトラインは、文字の形状を、基準となる輪郭線の集まりとして表現する形式、
拡大縮小変形などの編集を行なっても文字の形が崩れることが少ない形式です。
イラストレーターでアウトライン化したデータを彫刻専用ソフトウェアに読み込み
ラインの中をハッチングで彫り込みます。
ベクトル・・・空間における大きさと向きを持つ。 大きさと向きを兼ね備えた量。線分の長さが大きさを表し線分の向きがベクトルの向きを表す。
ソフトウェア・・・コンピューターシステム上で何らかの処理を行う プログラムや手続きの命令をコンピュータが理解できる形式で記述したもの。
ベジェ曲線・・・コンピュータ上で滑らかな曲線を書く場合にベジェ曲線を利用。線分上を一定ペースで動点同士をつないだ線分の曲線。
円弧補間・・・NC機械が横方向送りと縦方向送りの2台のモータを同時に運転し位置決めのとき、円弧を描くようにCPUが演算し自動運転。
CPU・・・各装置の制御やデータの計算・加工を 行う装置。パソコン全体処理・計算を行う、「頭脳」の部分。出力装置や記憶装置に出力。
<トップページへ> |