通信容量・データ量の膨張
2020年8月7日
コロナ禍でのテレワーク、ビデオ会議、動画視聴などによって通信容量が膨張してきています。
想定を超えて、テレワークに欠かせないもの、ノートパソコンやサーバーなどの整備などの必要に迫られこれらの消費が堅調です。
ノートパソコンなどは最新の上位機種ですと国内メーカーのノートPCは4K有機ELディスプレイのモデルも発売されています。
パソコンも技術的な進化は国内メーカーでも着実に進んでいるようです。
コロナ禍で業績の下振れが多い中、サーバー向けICパッケージ基板やパソコン関連の売り上げも足元で堅調となっているようです。
この要因はWindows7から新しいOSのWindows10機への買い替え移行
Wi-Fi6対応仕様への移行、
5G通信仕様機種への技術的な移行などの影響もあると考えられます。
ものづくりはこうしたIT、他にもIoT関連、サーバーやデータセンターなどに向けてのものづくりは活況となっているようです。
他方で、Appleなどは身近なデバイスであるノートPCやスマートフォンに実装するチップの組み合わせやプロセスに対するこだわりは凄みを維持しています。
そしてサービスとしてのクラウドはサブスクリプション制となっており筆者もいつの間にかその波に飲み込まれています。
クラウドストレージサービスのサブスクリプション制は今後の大きな鍵を握っているようにも思われます。
例えばWi-Fi通信のVPN通信をセキュリティの高いクラウド通信に代替して、高いセキュリティ環境下での、
テレワーク導入・実施などが特に注目され評価されてきているからです。
ただセキュリティに脆弱なIoT機器などにはセキュリティ上の脅威に対して注意が必要なようです。
世界のデータ通信容量はエクサバイト(100京)の単位のデータ容量に達しており、現在を超えてさらに膨張していくと予測されています。