グーグルの新AIサービス始まる
2024年2月16日
グーグルの新AIサービスGeminiジェミニ
2023年12月上旬、グーグルが新しいAIサービス提供を12月6日から開始することが報じられました。
従来の生成AIは膨大な文章(テキスト)データがAIの学習に使われていました。
グーグルの新しい生成AIであるGeminiは文章だけではなく音声や画像などもAIの学習に組み込んでいるようです。
音声や画像データもAIの学習に活用する技術はグーグルが先行しているということになります。
米オープンAIも2023年9月にサム・アルトマン氏が音声・画像データもAIの学習に活用していくことを表明しています。
グーグルのGeminiはUltra上位版、Pro普及版、Nano軽量版の3プランのサービスが用意されるようです。
スマホ利用の軽量版Nanoがまず初めに2023年12月6日から提供開始され、それから普及版、上位版がリリースされていく計画であるようです。
グーグルはオープンAIのChatGPTへの対抗を強く意識している模様です。
また米テスラのイーロン・マスク氏もxAI(エックスエーアイ)という独自の生成AIの開発を進めています。
生成AIの開発競争が始まっていることが感じられます。
PCのOSシェアはずっと米マイクロソフトのWindowsが主流です。
ですがITデバイス全体で捉えてみると、
グーグルのスマホOS、Android搭載端末が世界で最もシェア・台数を伸ばしています。
そして米アップルのiPhoneに搭載されているiOSもシェア・台数を伸ばしています。
世界全体の一般ユーザーにおいてはスマホ端末、スマホOSが完全に主流化して使われているのが現状です。
しかし、その流れの中で、未だに企業のIT活用はWindowsが底堅い面があります。
ですので、オープンAIのChatGPTとマイクロソフトのWindowsとの相乗効果は企業の業務効率に、
より大きな影響を及ぼしていく可能性もあると考えられます。