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産業用ロボットの種類

産業用ロボットは、その用途や設計によっていくつかの主要な種類に分類されます。

1.多関節ロボット(アームロボット):

・通常6軸の自由度を持ち、人間の腕のような動きをすることができます。

・溶接、組立、塗装、パレット積みなどの用途に広く使用されます。

2.スカラロボット:

・4軸の自由度を持ち、水平面での動作が得意です。

・高速で精密な動作が必要な組立や搬送作業に適しています。

3.直交ロボット(ガントリーロボット):

・X、Y、Zの3軸の直線運動をするロボットです。

・大型のワークや重い物を扱うのに適しており、ピックアンドプレース、溶接、機械加工などに使用されます。

4.デルタロボット:

・三角形のアーム構造を持ち、高速で軽量物の搬送が可能です。

・食品、医薬品、電子部品のピックアンドプレース作業に利用されます。

5.協働ロボット(コボット):

・人間と共同で作業を行うように設計されたロボットです。

・安全機能が強化されており、作業者と近距離で安全に協力して作業を行います。

6.移動ロボット:

・自律走行や遠隔操作が可能なロボットです。

・物流、倉庫、工場内の物品搬送などに使用されます。

これらのロボットは、それぞれ特定の用途や環境に適応して設計されており、産業の効率化と自動化を支えています。

産業ロボット操作盤の銘板の事例

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