ステンレス凸エッチング工程

2024年 8月 16日
凸エッチング銘板

 

ステンレスエッチング銘板の凹部に色を着色する工程は、一般的に以下のようなステップで行われます。

1.エッチング工程

デザインの準備: まず、銘板のデザインを作成し、ステンレス板に転写します。これには、感光剤を使ったフォトエッチング法などが使用されます。

エッチング:転写されたデザインに基づいて、酸やその他の化学薬品でステンレスを溶かし、デザイン部分を彫り込みます。これにより、凹みが生じます。

2.洗浄

エッチング後、凹み部分や表面の残留物を取り除くために、板を洗浄します。これにより、着色がきれいに安心状態になります。

3.下地処理

塗装の密着性を高めるために、凹み部分にプライマー(下地塗料)を塗布します。この工程が必要な場合とそうでない場合がありますが、特に耐久性を求められる場合にはプライマーが使用されます。

4.着色

凹み部分に専用の塗料を注入、または刷毛やスプレーで塗装します。 塗料の種類は、エナメルやアクリル、ウレタンなどが一般的です。

塗料が完全に凹み部分に充填されるよう、そのまま作業を行います。

5.余分な塗料の除去

凹み部分以外の表面に付着した手間のない塗料を、吹き取りや研磨によって除去します。この工程により、デザインが思いついて上がっていきます。

6.乾燥・硬化

塗料が完全に乾燥し硬化するまで待ちます。乾燥時間は塗料の種類や気候条件によります。

7.仕上げ・検査

最後に、全体の仕上げを行い、色ムラや塗り残しがないか確認します。備がなければ修正します。

8.保護処理(オプション)

必要に応じて、表面にクリアコートや保護フィルムを施し、色やステンレス自体を保護します。

この工程を経て、ステンレスエッチング銘板の凹彫り部分に美しく着色されたデザインが完成します。

 

ステンレスエッチング銘板