時代の流れ、家電事業の明と暗、IT活用からAI利用へ
2025年1月17日
FUNAI(船井電機)破産手続き
2024年10月下旬、船井電機は東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが判明しました。
船井電機の薄型テレビFUNAIブランドをヤマダ電機に供給していることで知られるメーカーです。
手頃な価格で4K液晶などの薄型テレビで知られていました。
しかし最近になって事業収益が厳しい状態が続いていたようです。
家電市場は伸び悩み
家電量販店は家電だけにとどまらずリフォームなど家電以外の商品も取り扱うようになってきています。
2024年10月末のニュースでは米テスラが家庭用蓄電池の販売をヤマダ電機の店舗で今後販売していくことなどが報じられました。
このテスラの家庭用蓄電池は、工事費込みの値段で200万円弱程度だといいます。
住宅向けの太陽光発電設備との組み合わせで電気を融通する構想でもあるようです。
液晶テレビや太陽光発電パネルなどは中国の価格競争力のある製品がシェアを増やしています。
日本のメーカーは太陽光パネル製造事業からは撤退をしています。
そして液晶の薄型テレビ事業もシャープやフナイなども事業の縮小・破産等に追い込まれている状況のようです。
2007年にAppleの初代iPhoneが登場してそれ以降スマートフォンが世界を席巻しました。
スマートフォンのOSはグーグルのAndroidとAppleのiOSが主流となりました。
日本の1990~2000年代の携帯電話製品はガラパゴス化した製品として「ガラケー」とも呼ばれるようになりました。
現代ではスマホ・タブレット・PC・テレビなど、
画面を見つめてニュースや情報・コンテンツを視聴・検索・作成することがあたりまえのような時代となってきています。
2020年代、2022年後半からは新たに生成AIの利用が本格化しています。
2024年のノーベル賞にはAI関連の技術開発に貢献した研究者が輝いています。
完成させ・実現させた製品・技術は時代の流れやユーザーの選択・支持によって流行が移り変わっていきます。
目を使いすぎる利用法には科学・医学的な見地からのアドバイスも必要とも考えられます。
しかしスマホ、タブレット、ノート・デスクトップPC、ゴーグル型空間コンピューティング端末、インターネットテレビなど、
ハード面・ソフトウェア面でもコンテンツ等も、今後も製品・商品・作品の技術面での利用およびその進化は当面続いてくものと考えられます。
それでも人は総合的なバランスをとるためにも人々の営み・習慣としての健康性も考慮されるべき側面もあると考えられます。