工作機械用機械構成要素の名称
2014年2月25日
工作機械に取り付ける銘板
工作機械には、日本工業規格と対応国際規格ISOおいて、工作機械製造業者が使用者に順守しなければならない情報について
規定されています。工作機械の接触面を潤滑するために,潤滑油を供給する箇所。機械作業や運転に,正常な運転ができるように,
外部からの作業を行うことが望ましい潤滑システムの任意の箇所。 潤滑油の補給・給油ニップル,タンク,レバーの操作。潤滑する
機械構成要素の名称。すべての作業箇所の正確な配置。作業の種類、点検,給油,清掃,潤滑油の交換,レバーの操作。
各作業箇所の点検が必要な工作機械の運転時間の間隔。取付可能な箇所には銘板を容易にはがれない方法で機械に取り付ける。
作業箇所に取り付けるデータ銘板 銘板を機械に取り付ける場合は,作業箇所の近くに確実に固定し,他の作業箇所と混同しないよう
に配置などを定められています。
<工作機械について>
◆工作機械に取り付けた工具の回転運動または部材の直接移動により対象物を切削加工し機械部品を作り出す機械。
◆従来からの旋盤加工から数値制御加工に移行つつあります。NC加工は、CAD/CAMで刃先の加工動作情報作成。
◆加工パスの情報を記述した NC加工NCプログラムで工作機械に設置しているサーボーモータが動き加工ができる。
◆刃具の交換を自動で行う機能をもつ、マシニングセンタは、フライス加工・中ぐり加工・ねじ立てなどの異種の加工を1台で行う。
◆刃具の収納装置には多数の切削工具を格納し、コンピュータ数値制御の指令によって自動的に切削加工を行う。
◆マシニングセンタ、旋盤、歯切り盤、ボール盤、中ぐり盤、フライス盤、研削盤 etc.
工作機械用の各種銘板 (ダルマ、タンザク、タイトル、パネル、記名板、押しボタン、カム)
<用語>
ISO・・・電気分野を除く工業分野の国際的 標準の国際規格を策定、民間非政府組織。規格 や標準類は関係する組織体レベル制定。
潤滑油・・・機械各所のすべり合う部分の抵抗を 少なくする目的で潤滑剤の油。石油系の鉱油、動植物油を原料としてつく られる。
機械構成要素・・・ねじ部品,歯車,軸,軸受などのように 多くの機械に使用されている共通の部品。機械を構成する最小の機能単位。
旋盤加工・・・被工作物を回転させ、工具刃物 を当てて削る加工。基本的には丸い部品を形成するのに用いられる。
マシニングセンタ・・・コンピューター制御複合機械。自動工具交換機能でフライス削り、中ぐり、穴あけ、ねじ立等の異種加工を1台で行う。
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