» ウレタンゴム塗膜防水

ウレタンゴム塗膜防水

<例>ウレタンゴム塗膜防水工事銘板

サイズ150×200 厚1.5  エッチング凹色入れ

 

ウレタンゴム塗膜防水は、防水工法の一つで、液状のウレタン樹脂を現場で塗布し、硬化させて防水層を形成する方法です。以下のポイントで概要を説明します。


特徴

1.継ぎ目のない防水層
液体を塗布して硬化させるため、接合部や継ぎ目がない一体化した防水層が形成されます。これにより漏水リスクが低減します。

2.複雑な形状に対応可能
現場で直接施工するため、屋根やベランダなどの複雑な形状にも対応しやすいです。

3.軽量
ウレタン防水は薄膜で軽量のため、建物にかかる負荷が少なく済みます。

4.メンテナンス性
部分補修が比較的容易で、定期的なトップコート塗布により耐久性を維持できます。


施工手順

1.下地処理
既存の汚れや劣化部分を除去し、平滑で安定した下地を準備します。

2.プライマー塗布
下地とウレタン樹脂の接着性を高めるためにプライマーを塗布します。

3.ウレタン樹脂塗布
液状のウレタン樹脂を1回または複数回に分けて塗布し、所定の厚さになるよう調整します。

4.トップコート塗布
紫外線や摩耗から防水層を保護するために、トップコートを塗布します。


メリット

・柔軟性
地震や建物の動きに追従しやすい。

・耐久性
適切にメンテナンスすれば10~15年程度の耐用年数が期待できます。

デメリット

・施工環境の影響を受けやすい
天候や温度により硬化時間が変動するため、雨天時の施工は避ける必要があります。

・技術者のスキルが必要
塗布の厚さや均一性を保つために、施工者の経験と技術が重要です。


主な用途

・建物の屋上

・ベランダ

・バルコニー

・浴室やプールなどの防水が求められる箇所

トップページへ