ウレタンゴム塗膜防水
2024年11月28日
<例>ウレタンゴム塗膜防水工事銘板
サイズ150×200 厚1.5 エッチング凹色入れ
サイズ150×200 厚1.5 エッチング凹色入れ
ウレタンゴム塗膜防水は、防水工法の一つで、液状のウレタン樹脂を現場で塗布し、硬化させて防水層を形成する方法です。以下のポイントで概要を説明します。
特徴
1.継ぎ目のない防水層
液体を塗布して硬化させるため、接合部や継ぎ目がない一体化した防水層が形成されます。これにより漏水リスクが低減します。
2.複雑な形状に対応可能
現場で直接施工するため、屋根やベランダなどの複雑な形状にも対応しやすいです。
3.軽量
ウレタン防水は薄膜で軽量のため、建物にかかる負荷が少なく済みます。
4.メンテナンス性
部分補修が比較的容易で、定期的なトップコート塗布により耐久性を維持できます。
施工手順
1.下地処理
既存の汚れや劣化部分を除去し、平滑で安定した下地を準備します。
2.プライマー塗布
下地とウレタン樹脂の接着性を高めるためにプライマーを塗布します。
3.ウレタン樹脂塗布
液状のウレタン樹脂を1回または複数回に分けて塗布し、所定の厚さになるよう調整します。
4.トップコート塗布
紫外線や摩耗から防水層を保護するために、トップコートを塗布します。
メリット
・柔軟性
地震や建物の動きに追従しやすい。
・耐久性
適切にメンテナンスすれば10~15年程度の耐用年数が期待できます。
デメリット
・施工環境の影響を受けやすい
天候や温度により硬化時間が変動するため、雨天時の施工は避ける必要があります。
・技術者のスキルが必要
塗布の厚さや均一性を保つために、施工者の経験と技術が重要です。
主な用途
・建物の屋上
・ベランダ
・バルコニー
・浴室やプールなどの防水が求められる箇所
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