いろいろと化学製品が出回る環境の中、ふと木のぬくもりを求めている瞬間があります。
フローリング材が木目調なのはそういうものかもしれませんね。

今ではホームセンターで資材の購入が簡単に出来ます。
高価な国産の木材や、海外からの合板なども安価に購入でき簡単な加工もできる設備もあります。
本格的な工具も手に入りやすく素人でも本格作業ができます。

日曜大工(DIY)でもよく使用される合板は使い勝手も良いですね。

***　材料のいろいろ　***
・合板(ベニヤ板など)
ラワンといった広葉樹を原料としていましたが、原木の確保の問題によりカラマツなどの針葉樹を使用するようにシフトされているそうです。

・集成材
杉などの間伐材や反ってしまったりサイズの揃わない木材で、主にカラマツ・松・タモ・カリン等を使用しています。
建材などでは使用できないような歪みのある材料も有効活用できます。
小さな木片単位のものでも乾燥させて接着材等を使用してプレスして重ねていき作られます。
この集成材は出来上がったばかりではさまざまな木目等が入り混じっていますので「見た目」が少し劣ります。
これをカバーするために「突き板」を表面に貼り合わせます。

「突き板」とは…
– – -　木目のきれいな銘木を使用して作られるものです。
主に欅・楢・桐・檜・杉・紫檀・黒檀・ローズウッドやオーク、マホガニーなどを原料としています。
この「突き板」は「天然木化粧合板」とも言われています。　- – –

しかし、合板や集成材は接着剤使用などによるホルムアルデヒドの症状を訴える方もいます。
高価ですがこれを抑えた集成材も製造されていますので科学的に安全なモノを使用すると良いでしょう。

木材は何を作っても温かみがあり、家族が作ったものはずっと残っていくものですから、次のお休みにはDIYで何か作ってみませんか？

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