» 日本工業規格による銘板の設計基準

日本工業規格による銘板の設計基準

 

<定義>

JIS Z 8304:1984 銘板の設計基準 適用範囲  この規格は,機械器具類に取り付ける銘板の設計基準について規定されています。
この規格でいう銘板とは,金属,プラスチック又は紙を素材とし,必要な事項を容易に消えない方法で表示したものをいいます。

<銘板の種類,記号及び主な使用材料>


・JIS Z 8304:1984 銘板の設計基準(銅及び銅合金の板)  薬品などによってエッチングして文字・図形を表わす。 立体感があり,文字・図形及び色の 耐久性に優れる。


・エ ッ チ ン グ銘板 JJIS G 4305(冷間圧延ステンレス鋼板)の SUS 304 及び SUS 316   JIS H 4000(アルミニウム及びアルミニウム合金の板)   銘板の設計基準中小量生産に適する。 多色や精密 な表現には難があります。


・ア ル マ イ ト銘板  JIS H 4160(アルミニウム及びアルミニウム合金はく)陽極酸化処理によって生成した皮膜に着色して文字・図形を表現。 中小量生産に適します。 精密な文字・図形が表現できる。 金属的光沢 のある多彩な着色が得らられ,平滑で汚れが付き難い。


・オフセット印刷銘板 下塗り塗料を塗った上に文字・図形をオフセット印刷し,上塗り塗料を塗る。多色表現が容易ですが耐摩耗性,耐溶剤性に難があります。


・スクリーン印刷銘板 JIS K 6718(メタクリル樹脂板)に規定するメタクリル樹脂板,JIS K 6735(ポリカーボネート板)に規定するポリカーボネート板,JIS K 6745(硬質塩化ビニル板)に規定する硬質塩化ビニル板,スクリーンを通して印刷インキを素材表面に転移する。 中量生産に適します。 印刷インキ の盛り上がりによって,立体感が得られます。


・機械彫刻銘板 JIS K 6718に規定するメタクリル樹脂板  機械的に文字・図形を彫刻します。 小量生産に適します。文字・図形を深く彫り込むことができ,耐久性に優れます。


 

トップページへ

FAX 0532-55-3677 原稿をお送りください。御見積りいたします。