» 「包装? 梱包?」流通につきものの包装と梱包の違いとは?

「包装? 梱包?」流通につきものの包装と梱包の違いとは?

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「ガラス容器」「金属容器」「プラスチック容器」も、キチンと包装(梱包)しなければ “ただまとめただけ” となってしまいます。

こういう時には段ボールケースや木箱など「紙」や「木」を使用した包装や梱包が必要になってきます。

*** 「木」「紙」を使用するメリットは…
「印刷がしやすい」「リサイクル可能」「扱いやすい」というポイントがあります。
(“繰り返し使用する目的”と”資源としての再利用”という意味での「リサイクル」)

使用する機会の多い「段ボールケース」は、作業時の現場でも組立ができる点が便利ですし、梱包しておけば「積み重ねて」「まとめる」ことができるので大量に扱う事もできます。

*** 包装・梱包をする目的と違いとは…
「内容名・内容量」「製造年月日」「ロットNo.」などの記載(印刷)による情報の明示化。
また遮光や防雨など品質維持の目的と、デザイン性の向上による「広告効果」で販売数の増加も期待できます。
包装によって「開封」「開栓」などの確認もでき「安全性の確保」にも期待できます。
デザインの一つとして「把手(持ち手)」を付けることで運びやすくすることもできる。

「内装・個別包装」・・・内容物・全体を含んだ包装をいいます。
※ 例えばキャンディー1粒単位を包装するのが「個別包装」で、その「個別包装」されたものを入れる袋が「内装」とされています。

「梱包」・・・主に工業製品などに施される包装をいいます。
※ 移動・輸送時の包装を「梱包」とみなすものです。(形状により箱詰めできないものを結束するなども含む)

木を使った梱包・・・大型の機械の搬送、重量の大きいものの搬送、輸入・輸出など長期にわたる搬送などの際に使用されています。
他の素材よりも「強度が高く」「多少の水濡れもカバー」できますが、海外輸送時には「消毒」をする必要があります。

包装・梱包によって効率良く「運搬」「保管」「移動(流通)」ができるようになります。
私たちの周りでも、包装されたモノをパレットに積載してラップフィルムで保護・仮固定して運搬・保管という流れはよく見られます。

例えばホームセンターで「ビスのセット」などを見かけます、バリエーション豊かに小分け包装されて陳列されています。
では「小分け」される前ではどうでしょう?
きっと大きな箱に入って流通されているでしょう、その時は「梱包」されているというべきでしょうね。