ブルーレイディスクのあれこれ
2015年12月22日
チャンネルが多いと見たいものばかりですね…
最近では「4K」という方式のテレビも話題になっています。
大変キレイな画質でトコトン拡大しても文字が崩れないというすばらしいものです。
*** CD~DVD~Blu-ray…
音楽の分野では、CDの登場時には “レコード裏表一枚分が入っているのか。” と感動した覚えがあります。
(レコードは破損もしやすかったですし、なにより「キズは大敵」でした)
映像でもCDにデータとして「静止画・動画」を記録できるようになった際には、VHSやベータテープに比べコンパクトに持ち歩けるのでとても助かりました、しかし特に動画では画質の粗さがありビデオテープの方がマシということもしばしば…
しかし、DVDの登場で「音」「映像」は格段に向上して申し分のないレベルへと突入しました、がここからは「デジタル」「ハイビジョン」などその品質の向上がみられ必要な容量も大きくなっていきました。
単層・複層のディスクで容量も確保できるようになればさらに映像技術も音声技術も向上するという追いかけっこ状態です。
そこでBlu-rayの登場となりました。
*** 今の主流は…
DVDプレイヤー(レコーダー)の購入に関する調査では、「画質の良さ」「普及率の高さ」「機器類のスペックの向上」や「配信されるコンテンツの良さ・多さ」がカギとなっています。
ブルーレイの容量は1層- -25GBと2層- -50GBとあります。
それぞれ、DVD・・・4.7GB、CD・・・700MBとして換算すれば、
ブルーレイ:25GBは、DVD5枚分・CD35枚分
ブルーレイ:50GBは、DVD10枚・CD71枚分に相当します。
さらに「4層- -100GB」「8層- -200GB」も開発されて市場に現れる日が近いかもしれません。
録画時間は
地上デジタル(HD)で1層- -180分 2層- -360分
BSデジタル(HD)で1層- -130分 2層- -260分
容量はともかく最近では、配信される映像や音源も高品質のものが多くなっています。
これらの記録に対応できる媒体としてDVDは期待されてはいましたが、先ほどの品質の向上(フルハイビジョン)で容量の問題もあり入りきれなくなっています。
そこは「ブルーレイ」の登場により容量確保ができるため解消されました。
かつてはCDへも動画・静止画などの映像データは記録できましたが、動画での画質は「良い」とは言えませんでしたが、DVDになり画質は「良い」ものとなりました。
ディスク自体のサイズ外周は12cm(8cmCDもあり)、厚みも1.2mmですべて同じです。
何が違うかというと…
情報の書き込まれたレーベル層とカバー層の厚さやレーザー光の波長などでも違いがあります。
厚みは1.2mmというのは共通していますが、
CDでは、カバー層1.1mm ・ レーベル層0.1mm
DVDでは、カバー層0.6mm ・ レーベル層0.6mm
Blu-rayでは、カバー層0.1mm ・ レーベル層1.1mm
となっています。
使用されるレーザーの波長も、CDでは “780nm”・DVDでは “650nm”・Blu-rayでは “405nm” となっています。
レーベル層に記録される信号の間隔もCDでは1.6μm、DVDでは0.74μm、blu-rayでは0.32μmです。
これらの違いによって収録できるデータ量やクオリティにも差が出るのです。
ブルーレイ(blu-ray)のブルーは “blue” ではなく “blu” です、これはすでに表現としてあったため商標登録できなかったということです。
衛星放送などでは数多くのチャンネルが提供されていますし、自分で記録した映像などを高画質・高音質で残せるのも魅力的ですね。