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品質安定のための基準

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自分が見て「カッコいい」「使いやすい」ではなく “お客様が” 満足されるものを提供したいものです。

品質の良さというのは、段階的にはその場でのチェックなどが必要ではありますが、最終的には製品を手にした顧客(消費者)が判断をする事柄です。
現場でキッチリやっていても顧客側にとっては不満に思うことも多いものです。

*** 実際に手にするのは誰?…
規格・設計 – – – 性能や使いやすさを組み込んで仕様を設計していきます。

製造・品質管理 – – – 大量の製造と一定レベルでの品質維持、バラツキのない安定した製造効率を管理します。

サービス管理 – – – 顧客(消費者)に対してのアフターサービスでもあります、取り扱いの説明から不具合辞時の対応が必要になるサービスです。
この対応次第で企業へのイメージも格段に変わってきます。
また、顧客からの意見は「製造現場」「設計・開発」へとフィードバックされて今後の製品や従来品の改良などへと役立ちます。

最近は「取扱説明書」が同梱されていないものもあります、ネットを介して閲覧でできたりFAQの参照によってカバーされています。
ある意味「ネット使用環境下では紙媒体の節約」にはなります。
しかし世代によっては、ネットを使用できる環境ではない、または環境は整っていても「使えない」という顧客への対応が必要になります。

しかし現在の製品の多くは、本体の機能(画面や印字)により直感的に操作ができるようになっていたり、操作に関わる手順も少ない物がほとんどで説明書もほとんど不要となっています。

その一方で、設置や取り付け・組み立てなど技術や工具(道具)などを必要とする作業が必要になると上手くいかないこともありますこれはユーザーの器用さや高齢化なども関係してくるので難しいところでもあります。

実際にいろんな方に使用してもらうこと、その意見をフィードバックすることも必要ですし、問題点に対しても積極的に検討していく姿勢もますます必要になっていくのではないでしょうか。