瓦屋根ってなんだろう?
2016年3月11日
始めに。 「風が吹くと、桶屋が儲かる。」 (でしたっけ?)
私も人生の中で何度か、主に台風によって、
「屋根瓦が吹き飛ぶ!」=「家が大変だ!!」という経験をしました。
そんな時、必ず登場するのが「瓦葺き職人さん」。というわけで、
今回は瓦と瓦葺き屋根そしてそれを施工する職人さんについて、
考えてみたいと思います。
「瓦」とは。
主として、粘土でできた「粘土瓦」の事を言うそうです。
ですが、その製造工程は実に様々で、分類上は1000種類にも及ぶそうです。
瓦が敷かれた屋根を、「瓦葺」(かわらぶき)もしくは「甍」(いらか)、
とも呼ぶそうです。
その施工に携わる業者さんを「瓦葺き職人」と呼ぶそうです。
大雑把に粘土瓦には釉薬を塗って焼いた物と、塗らずに素焼きにする二種類に
大別できる様です。瓦に焼きを入れて仕上げるには、主に「トンネル窯」を
使用するそうで、結構な規模の設備と言えそうです。
ちなみに豪雪地方などでは、セメントや金属製の瓦を使ったりもするそうで、
歴史的にみても、石の物や銅製の物もあったようです。この辺りが、
「約1000種類の派生。」に関係していると、個人的には思います。
最後に。
私個人の思い出としては、少年時代に親族一同で慰安旅行に出掛けた際に、
超大型台風が直撃し結局、母と長男が家に残り、七転八倒した。
(と、後で聞かされた)事でしょうか。
私自身は旅館のゲームコーナーで
おねだりしてゲーム機に100円玉を吸い取られてましたので・・・。
後は、まあともかく「瓦が吹き飛んで家が大変だ!!」という事で、
「台風だ!わーい休みだ!」とか思っていられるのも、子供の頃だけでしょう。
(毎年、9月頃はヒヤヒヤします・・・・。)