もうすぐバレンタイン!チョコレートができるまで
2017年2月7日
もうすぐバレンタイン。縁がある人もない人も様々な種類のチョコレートがコンビニやスーパーに並ぶのでついつい買ってしまうのではないでしょうか。
集中力が切れたときに、疲労回復に、ちょっと一息つきたいときにとお手軽お菓子チョコレート。
今回もそんなお菓子のできるまでを調べてきました。
ステップ1 カカオ豆の収穫
まず始めはカカオ農園に行ってカカオの実(カカオポッド)を採集しましょう。
ちなみにチョコレートってこのカカオの実をそのまま使うわけじゃないんですよ。
カカオの実を割って、その中にあるカカオ豆と呼ばれる種子を取り出します。
これをバナナの葉に包んだりして発酵させたのちに天日干しします。
ステップ2 カカオマスの作成
工場へ運ばれてきたカカオ豆から異物などを除去します。
そして品質や発酵具合をチェック。
カカオ豆の皮の部分を取り除いてカカオニブ(胚乳部分)をとりだします。
これを焙煎し香りを出し砕きます。この際にブレンドすることもあります。
これができるとペースト状にカカオマスができます。
ステップ3 混合
カカオマスに砂糖や粉乳、ココアバターなどを加えます。
これをミキサーで混合しローラーにかけて極微粒化します。
細かければ細かいほど滑らかな舌触りになります。
これを一昼夜行います。
ステップ4 成型
テンパリングという作業を行います。これはチョコレートの温度を調節し、含まれているココアバターを安定した結晶にする工程です。
この作業をしつつ型に入れて成型していきます。
ステップ5 包装
できたチョコレートを冷却し固めます。そして型から抜き品質チェックを行いアルミニウム箔などで包装します。
すぐに出荷するわけでなく、一定の温度や湿度に保たれた倉庫で熟成して出荷されます。