IoT モノのインターネット
2017年4月25日
IoTとはInternet of Thingsの略です。
IoTとはセンサーとインターネット等の通信機能をさまざまなモノに搭載させてそのモノを活用するものです。
モノに情報交換したり相互制御したりすることを可能にさせます。
分野別のIoT
製造業のビジネスプロセス・スマートハウス・スマートシティ・交通インフラ・オフィスビルの分野への開拓が見込まれています。
なかでも製造業のビジネスプロセス・建設業の建設機械のIoT化は仕事の向上や評価にたいへん役立つ技術です。
身近なモノ、部屋のロック・テレビ・ロボット・ウェアラブルデバイス・街灯・エアコン・スマホ・家電・自動車などへのIoTもターゲットです。
IoT活用の未来ビジョン
優れたセンサー機能と通信機能を活用するIoT製品が情報を作り出しデータが集まります。集まったデータをビックデータとして管理します。
AIがビッグデータを解析してそのデータがIoT製品に還元されてモノがスマート化するというビジョンです。
セキュリティリスク
自動車・スマートホームデバイス・医療デバイス・スマートテレビ・組み込みデバイスなどのIoT化による通信上のセキュリティの危険・問題が提唱されています。
旧式の電子部品がIoT製品で活躍
IoTの製品に搭載する電子部品は省エネ・一回の電源交換で長寿命であること・安定性などが求められるようです。
また、通信に最先端の速度を必ずしも必要としないため旧式の電子部品たちへのニーズが生まれてきています。
IoT製品化が進む中思わぬ製造現場へのグッドニュースかもしれません。
IoT製品化を見据えた新しい製品も
パナソニックはIoT製品搭載をにらんだ「ReRAM」という新しい不揮発性メモリーを2013年に開発しています。
フラッシュメモリーも不揮発性メモリーです。
不揮発性メモリーは電源が切れてもデータが残る記録媒体です。
ReRAMは「抵抗変化式メモリー」と呼びます。
従来不揮発性フラッシュメモリーの7分の1の省電力で済むあたらしい記録媒体です。
近年中に生産、量産をしていく予定のようです。
いきなりビッグデータとAIの活用は危ないのかもしれません。
AIの超知性は実現可能と言いながらも、脅威になりうると言う専門家もいます。
ひとまずは各分野専門に特化したIoT製品からデータをこつこつ収集していくことではないでしょうか。
そしてまずは人が管理すべきだと考えます。ビッグデータといろいろな各分野専門の人とが相互であたためていくべきだと思います。
IoT製品は専門的に優れていることから始まってこつこつとしたデータ収集からより相互作用、そして総合的になっていくべきです。
IoT化によってデータ収集の継続化と管理の継続化が可能になります。
集まったデータからどうするかを考えていき続けることになるのではないでしょうか。
これからの新しい経済の波となるIoTをどう波に乗り、乗り越えていくことになるのでしょう。