人間の知能とAIとの関わり
2018年4月20日
年末年始時期の藤井聡太棋士の特番に感動
筆者は2017から2018年の年末年始の休日にテレビで特番を見ていました。
1番吸い込まれるように見ていたのが将棋のプロ棋士藤井聡太さんの特番でした。
藤井棋士の幼少期からの将棋の指導者の方の証言によると詰将棋の読みの努力量と実力が幼い頃から特別であったといいます。
藤井聡太棋士は詰将棋の読みが抜群なのだそうです。
藤井棋士は地元の将棋の指導塾の中に用意してあった詰将棋の読みの課題プリントをすべて解答しきった前代未聞・唯一無二の子どもだそうです。
藤井棋士は詰将棋の読みの解答試験も受けています。
その読みは正確で参加者の中でも1番で抜群の速さで解答できています。
素人の筆者でさえも藤井棋士はすごい人だなと特番を見れば見るほど感動しました。
詰将棋を極めている藤井棋士はちょうど最近成熟してきたAIの将棋の分析・一手一手についても研究・学習に活用しているそうです。
基礎基本を究めた将棋の多くのプロ棋士がAIの手も研究・学習・戦略に活かすようになってきています。
AIの囲碁・将棋
囲碁のAIはグーグルのAIアルファ碁が囲碁のトッププロ棋士に勝ったことで大変有名です。
将棋のAIはボナンザが有名です。
将棋のAIは手筋や読みなど一手一手指しながら形勢の優劣がAIによって分析されます。
一手が及ぼす形勢の優劣の影響についてAIからも分析を確認できることは大きいと考えます。
AIによって対局や棋譜の分析・研究を新しいかたちで深めることができるのだそうです。
AIは人間とは違う発想の一手を生むそうで、学習・分析・研究に活用されてきています。
将棋の対局の振り返りにもAIを活用するようになってきています。
かつてない程のレベルの詰将棋の読みを究めてきた若い才能ある藤井聡太プロ棋士がAIの知恵も取り入れて深層学習していることに、そして今後への活躍の期待にわくわくさせられます。
AIを活用できる人間も貴重な存在なのだとも感じます。
基礎基本をしっかりさせた人がAIも活用していく、今はそんな時になっているのだと感心させられます。