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スマート家電について考えること


(画像、クラウドイメージ)

クラウドは英語を直訳すると雲です。
現代のクラウドという言葉はクラウドコンピューティングをも意味します。
雲は水分でできてます。自然界の水分は水蒸気として蒸発して上空に集まり雲となります。
そして雲は恵みの雨を降らせます。暮らしには欠かせない水を得られます。

上記のような自然界の捉えかたや資源の循環をテクノロジーに生かす発想として、クラウドという言葉が使われた・生まれたことは素晴らしいです。
Wikipediaによると2006年、GoogleのCEO、エリック・シュミット氏による「クラウドコンピューティング」の言の影響で、この言葉は2006年から2008年頃にかけて普及したそうです。

情報の集まり(クラウド)は今後極めて優れたAIによって整理・管理されることによって、役立つ情報(水)を得られる環境へとますます整備されていくのではないかと考えます。

今年創業100周年を迎えたパナソニックは製品開発の異業種との融合を新しい未来に向けて計画・発信しています。異業種との融合という視点ではコンシューマーエレクトロニクスショー(CES)2018でプレゼンテーションをしたトヨタ自動車の計画・企画と似ているとも筆者は感じています。
車載用製品の製造で組んでいる両社には共通したところのある視点が生まれることもありうるのかもしれません。

家電がIoT化する・そしてそれを活用することが想定される将来に向けて筆者はクラウドの環境構築は大切になってくると感じています。筆者は人の生活や人の発想・知恵を支える存在として優れたAIとクラウドは重要なポジションを占めると感じています。
家電やいろいろな製造のメーカーでもこのクラウド環境を上手につくり、暮らしに生かすことのできる新しい生活をデザインしてほしいと期待しています。

製造に関する製品の発明はいつも人の身近な存在のものを革新してきました。
現代の生活は製造に関する製品の発明無しでは豊かな暮らしには成り得ません。
けれども、昔の自然環境と現代の生活とを比べてどちらが豊かかと聞かれたら解答に困ります。
豊かさとは何か、よく考え直していく必要があるのだと筆者は考えています。
簡単に昔のような豊かな自然環境は取り戻せないでしょうし、バブルの時代のような豊かさを取り戻そうとすることもどこか違っている気がします。