変貌中のクルマと移動の世界
2019年5月3日
電池の存在はかつて・昔は、もともと非常に高価なものでした。
そのため人はガソリンを燃料とする内燃機関エンジンを搭載する自動車の製造・生産をすることを選択してきました。
しかし電池の開発・研究は進み、比較的手の届く値で量産可能な電池が生産されるようにまでなってきました。
それでも現在でも電池生産・製造には希少金属(レアメタル)が不可欠となっていて、いまだにまだまだ高価なものと見なされています。
電気自動車は現在では環境志向・未来志向のクルマとして発売・製造販売・量産されるにまで至ってきています。
海外でも地球温暖化・都市の大気汚染対策・環境対策として具体的に電気自動車が推奨されるようになってきました。
昨今ではリチウムイオン電池が電気自動車搭載向け電池の現段階での主流となっています。
そして次世代の電池として全固体電池についての研究・開発が現在進行中です。
CES2019ではデンソーは車載用エッジコンピュータ「Mobility IoT Core」を搭載させた車両を出展しました。
電動化と自動運転を見据えての製品です。
2019年から先は、5G通信、コネクテッドカー化、そして自動運転の未来へと向かおうとしています。
また、デンソーはオランダのトムトム社とデジタル地図の開発で提携を発表しました。
デジタル地図は自動運転の未来に欠かせないとされており注目です。
電動化・コネクテッド化していく未来のクルマは今変革期の真っ最中です。
デジタル地図というとすぐ思い浮かべるのは筆者の場合、身近なものではGoogle Mapです。
筆者はAndroidスマホを使用していますが、そのGoogleOSのスマホで、スマホの位置情報とGoogle Mapのデジタル地図を活用した移動を実現できています。
AppleのiPhone端末でも位置情報とデジタル地図を活用した使い方ができます。
例えばiPhoneで撮影した写真フォトは時間と位置情報も含めたデータが記録されます。
新車の世界もデジタル地図データとクルマの位置情報を活用した移動となっていくと見られており、注目です。
ただ、クルマの運転に必要なデジタル地図やデータはスマホを超えた精度や正確さが求められることが想定され、必要なデータ量が膨大になることが考えられます。
普及実現に向けてたゆみない努力の蓄積と環境の整備・構築が欠かせないと考えられます。