ユーグレナ増産に向けての新しい提携
2019年7月19日
2019年2月後半に株式会社ユーグレナとデンソーが藻類からつくるバイオ燃料事業で提携することを発表しました。クルマ系のメーカーの一大企業のデンソーと株式会社ユーグレナが提携することは興味深いと筆者も感じています。おそらくは様々なアプローチでエネルギー源となるモノを得る・生み出す、製造する・生産することを模索していきたいということなのではないでしょうか。
バイオ燃料・水素・天然ガスなど、石油代替燃料を幅広く得ようとする動きがあることは良いことだと筆者は考えます。バイオ燃料やバイオエタノールについては、二酸化炭素以外の温暖化ガスや有害物質が排出されないかたちで消費できることになれば、十分に可能性のあるモノではないかと筆者も考えます。
株式会社ユーグレナ
「株式会社ユーグレナは東京都港区に本社を置くバイオベンチャーです。
藻類の一種であるミドリムシ(学名:ユーグレナ)を中心とした微細藻類に関する研究開発及び生産管理、品質管理、販売等をしています。」
(「」、株式会社ユーグレナ Wikipediaより引用)
ミドリムシについて
「ミドリムシはユーグレナ植物門ユーグレナ藻網ユーグレナ目に属する鞭毛虫の仲間であるミドリムシ属(ユーグレナ)の総称です。
約59種類の豊富な栄養素を含むことから栄養補助食品(サプリメント)や野菜・果物ジュース、クッキーなどに加える食材として使われたりしています。」
(「」、」ミドリムシ、ユーグレナ Wikipediaより引用)
このユーグレナはバイオ燃料として注目されています。
「バイオ燃料とは、生物体(バイオマス)の持つエネルギーを利用したアルコール燃料、その他合成ガスのことをいいます。
石油のような枯渇性資源を代替しうる非枯渇性資源として注目されている他、二酸化炭素(CO2)の総排出量が増えないといわれていることから、主に自動車や航空機を動かす石油燃料の代替物として注目されています。」
(「」バイオ燃料 Wikipediaより引用)
ユーグレナを増産・量産化し、藻類からバイオ燃料なども得るという工業的な発想から、株式会社ユーグレナとデンソーが提携して技術を開拓することになりました。
両社によってこれからユーグレナのさらなる増産と生産技術開拓が進むと期待されます。