欧州と米国自動車メーカー新車販売EV本格化
2021年9月17日
欧米の自動車メーカーが2030年、2035年を目安に新車販売を本格的にEV化することを表明しています。
欧米の電気自動車化の開発トレンドはもう不可避であると考えられます。
安い再生可能エネルギーを賄える体制の上に電気自動車化を推進していく狙いであろうかと考えられます。
日本のメーカーも欧州の拠点で再生可能エネルギー化を果たしている企業もあります。
しかし、国内ではエネルギー供給の電源構成で日本はより厳しい状況にあるのかもしれません。
日本の自動車メーカーの中でホンダは2040年までに明確にゼロエミッション化すると表明しています。
欧米の自動車のものづくりのトレンドについていくためには日本も再生可能エネルギーを主力電源として
大いに賄えるように体制をつくる必要があります。
その上でポテンシャルをフルに活用できる環境を整えて日本の自動車メーカーに電気自動車化に注力してほしいと考えます。
日本の自動車メーカーはエネルギー事情とすべてのプロセスでのCO2の排出低減のためを考えて新車販売の方針を慎重に検討しているようです。
国際エネルギー機関は2035年までにハイブリッド車HVを含むすべてのエンジン搭載車の販売をやめないとカーボンゼロの達成は不可能になってしまうと指摘しています。
この警告を重く受け止めると、電気自動車化は避けられない現実のトレンドであると感じます。
地球温暖化ガス排出による気候変動・地球温暖化の解決および改善は今後人類がよりよく生き延びるために欠かせない注目課題であると考えられます。
トヨタ自動車は2021年5月に2030年に欧州で40%、北米で15%、日本で10%をEV電気自動車若しくは燃料電池車FCVにすることを発表しています。
欧州の厳しい環境対応目線で考えると合成燃料で走るエンジン仕様車も受け入れられ難いと考えるを得ません。
そんな中で温暖化しない燃焼、化合をなせるのは水素エンジンぐらいしか見当たりません。
トヨタ自動車は2030年から2035年までに欧州の60%分、北米の85%分、日本の90%分の販売する新車の具体的な仕様をよく練る必要に迫られているのだということを
国際エネルギー機関の提言を受けて考えざるを得ません。