課題・問題山積の状況
2022年10月21日
トヨタ異例の経営計画
原材料費の高騰を受けてトヨタ自動車が異例の部品仕入先の費用肩代わり計画を表明しています。
原材料費・輸送費・部品値上げの見送りなどが主な仕入先の費用肩代わりとなるようです。
資源エネルギー価格の高騰、円安、ロシア・ウクライナ侵攻の影響、
中国のゼロコロナ政策によるロックダウンなどの影響での半導体製品不足など様々に対応する必要があるのではないかと考えられます。
さらに中国でものづくりが猛暑の影響を受ける
2022年8月中旬執筆現在、中国では四川省で猛暑の影響でメーカー企業の工場などの計画停電の命令が発出されているといいます。
計画停電は8月の15日から20日までとしています。
世界の工場となっている中国では、大規模な計画停電は数多くのものづくり企業の工場稼働スケジュールに影響を与えると考えられます。
オーストラリアでは深刻な森林火災に見舞われた
オーストラリアでは2019年9月から2020年2月まで深刻な森林火災に見舞われました。
たくさんの種の生物が死滅したと言われています。
火災後の動物や生物の調査と保護の様子がテレビ番組で報じられ筆者も衝撃を受けました。
気候危機は我々今を生きる現代人にとって目の前の深刻な課題です。
ものづくり経済と自然界の生態系を守る営みに向けた取り組みへの挑戦は必須となっています。
よりグリーンなインフラへの変換が望まれています。
日本の電力インフラ
日本は現在のところ計画停電にはなっていないです。
ただ電力インフラは今のところ盤石とは言えない状況のようです。
日本では現状は火力による発電が主ですが欧州が表明したように天然ガスと発電時にCO2を出さない必要最小限度の原子力を持続可能な電源として繋ぎにして、
何とかついには脱炭素化、再生可能エネルギーと蓄電システムの応用までできないかと考えます。
筆者は再生可能エネルギー支持です。
より安全に暮らせること・住民の声が第一であると考えます。
今年の日本国内の夏期は省エネが呼びかけられています。
エアコンは健康に過ごせる範囲の最小限度で使い、照明の省エネで節電協力を呼びかけています。
エネルギーは今後のものづくり、経済を支える重要な柱となると考えられます。