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あらゆるモノの価格の変動から考える

変動する電気の価格、資源の価格
スウェーデンで電気自動車化が進んで充電のための電気代が跳ね上がっていることが報じられています。
将来電気自体の価格が上がる可能性を強く示唆していると考えられます。
そして電気などの料金が上がっていくと低所得者層の方が負担感が増していくことになるといいます。

トヨタの燃料電池車やハイブリッド車の仕様は資源価格の変動に対処する上で選択肢を拡げてくれる存在でもあるかもしれません。
電気自動車を巡っては電池に搭載するリチウムなどの希少金属などの価格・価値も上がっています。
ただ燃料自体も価格が上がったりしていてガソリン車・ハイブリッド車でも燃料費コストは増加傾向の状況です。

ロシア・ウクライナ関連の危機は特に欧州の国に影響が波及する可能性があります。
日本も今年の冬は寒くなり、かつ電力需給の逼迫の可能性があると報じられています。

需給バランスで価格が変動するモノ・資源・原材料、課題解決に向けて
日本の製造業を牽引している自動車関連の製造ではサプライチェーン(供給網)の課題解決に動くメーカーもあるようです。
部品や搭載製品の流れがデータとしてあらゆる部署で共有できる・可視化DX(デジタルトランスフォーメーション)化の開発が進化しています。
つくる側、運ぶ側、受け取る側、管理する部署からデータを可視化して共有することで時間とコストを最小限化・最適化することができるといいます。
抑えられたコストは最近のインフレや円安の影響に対応するにも役立てられると考えられます。

脱炭素化の国際的な取り組みや呼びかけに応ずるため、
日本でも再生可能エネルギー由来の電気の供給の容量を増やしていくことが求められていくと考えられます。
住宅などの製造関連は断熱性能や省エネ性能に補助金がつくようになってきています。
エアコンなども省エネ性能が追及されています。
エアコンはコロナ危機もあって最近換気機能もあるダイキンのうるさらXという高機能エアコンが評判となっているようです。
一方、自動車は今後大きく膨らむと見込まれている電気自動車化の波を見据えて、
必要となる電気自体が量と管理システムの質がますます求められてくると考えられます。