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インテルの新たな歩み

2024年3月21日、米政府はインテルに日本円で1.3兆円ほどの支援をすることが報じられました。
インテルといえばパソコン等に搭載されるCPU製品などで世界的に有名です。
CPU・GPUなどの先端半導体は製造分野でも注目物資となっています。
2024年3月下旬執筆現在、端末側にもAI活用に特化した性能を持つCPU・GPU製品が発売されています。
インテルも生成AIのトレンドに合わせて、「Core Ultra」というチップを開発・製造しました。
搭載したパソコンはAIパソコンとも呼ばれます。(2024年3月執筆時点)
現在のところ日本のPCメーカーでこのCore Ultraを搭載したノートPC製品を発売しているのはdynabookです。
他にも海外のPC製造大手などでは、米デルや米HP、台湾ASUS、中国レノボからは、
直販でいち早くインテルのCore Ultraを搭載した新しいノートPCを発売しています。
日本の大手PCメーカーブランドのCore Ultra搭載製品も今後発売されることが期待されます。

インテルCore iシリーズの終わり
PCのCPUで圧倒的なシェアを誇っていたインテルのCore iシリーズ製品は、
インテルが新たにCore Ultraが発売されたことで、「Core」は引き継がれていくものの、
「Core i」シリーズブランドは終了する予定となることとなっているようです。
今後はCore Ultraというブランド名で進化していくものと考えられます。

インテルは他にも2023年1月にCeleronやPentiumなどの廉価版CPU製品のブランドも終了させる方針を示しました。
これに代わる新ブランドとして、インテルプロセッサーNシリーズを製造・発売していくことを発表しています。
このNシリーズ「N100」チップは低価格パソコン向けの新しいCPU製品です。
このN100チップを搭載したミニPCなどの製品の価格は2万円前後からとなっており注目されてもいます。
ワードやエクセルなど基本的なソフトを操作する分には十分な性能があると言われており、
コストパフォーマンスが高いといいます。