より重要な再生可能エネルギーの活用手法・技術について
2024年11月1日
中国で着実に伸びている再生可能エネルギーとその関連技術・製品
2013年から2023年の10年で中国国内の再生可能エネルギーが占める割合は、
全体の3割から5割へと急成長しています。
中国の2023年の火力発電が占める割合は50%を切っています。
太陽光や風力などの発電量が伸びているのは、
中国国内で太陽光パネルや風力の発電機などの開発・製造事業が躍進しているからであると考えられます。
現状では太陽光パネルのシェアは中国のメーカーが圧倒的に大きいです。
また風力発電機のシェアも中国のメーカーが上位を席巻しています。
世界でCO2排出の多いとされてきた中国が電源構成比の改革をいち早く進めているのは良いことであると考えられます。
気候変動に伴う災害や人的被害を抑えるため、CO2排出量をまずはピークアウトさせることが肝要であると考えます。
日本も再生可能エネルギーの発電量を増やして総発電量のうちの火力発電の%を確実に減らしていくことも重要であると考えられます。
しかし、同時に家庭の電気料金を家計の過負担とならないよう工夫することもまた難しい現実課題なのかもしれません。
日本発のペロブスカイト太陽電池
建築物に形状を柔軟に変えて搭載できると期待されているペロブスカイト太陽電池の実用化が進もうとしています。
ペロブスカイト太陽電池は日本の研究者が最初に発明した技術です。
ただ基礎情報はすでに海外にも広まっており、量産・コスト面などでの競争はすでに始まっていると考えられます。
次世代の電気自動車搭載を狙う、日本産の高付加価値・高機能のペロブスカイト太陽電池の開発・普及も期待されているといいます。
家庭向けのソーラーパネルで蓄電して使う発電機なども地味に発売されています。
電気を再生可能エネルギーで実際に賄っていくことは人の生活に関わる重要な課題かもしれません。
日本国内でも平日日中の勤務時間帯などに稼働していない自動車が電気自動車に買い替えられて、
かつその電気自動車に太陽光などの再生可能エネルギーで蓄えられた電力が利活用できれば良いと考えられます。
大容量の電気自動車に搭載される二次電池を活用する手法もいろいろと考えられるかもしれません。