いろいろと考えられている次世代車と電気の調達
2024年12月6日
(画像、イメージ)
トヨタが開発を検討している水素エンジンとモーターで駆動するハイブリッド車
2024年9月中旬執筆現在、EV新車販売が減速してきていることが報じられています。
そんな中ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車が見直されてきているようです。
日本のクルマメーカーもこれを受けて、
プラグインハイブリッド車のリリース・開発のテコ入れを図っているところもあるようです。
トヨタは耐久レースに水素エンジン車などを投入しています。
トヨタは新たな開発計画として耐久レースに水素エンジンとモーターで駆動するハイブリッド車を投入することも検討しているそうです。
液体水素と電気で動くクルマです。
考えるべき必要な電気量を賄うこと・電気の供給について
次世代の自動車やIT、AIの技術革新・普及には電気の供給が欠かせない基盤です。
特に生成AIが盛り上がりを見せている昨今、
それを支えるデータセンター・サーバーは多量の電気が消費されることが現実問題として指摘されています。
自動車も電気自動車など電気を必要とする仕様化が中長期的には考えられているとのことで、
電気を賄う方法、電源構成比などの動向にも注視し、工夫していくことが欠かせないと考えられます。
形状を柔軟に変えられる次世代太陽電池、ペロブスカイト太陽電池の量産も中国でいち早く始まっています。
ペロブスカイト太陽電池を最初に発明した宮坂力氏が基本技術に関して国内で特許は出願したものの、
海外では特許を出願しなかったことで、
海外でもペロブスカイト太陽電池の開発・量産化に向けた取り組みが中国などで具体化してきています。
これから、クルマや住居・建築物でもこの新しい太陽電池を活用することになる可能性があると考えられます。
電気を消費する量が増えていくことが多く想定されていることで、
自動車の仕様には様々な選択肢を排除せず全方位戦略で、
次世代のクルマを考え・開発していくトヨタ自動車の取り組みが今後も注目であると考えられます。
電気を賢く賄うことは今切実な課題の1つとなってきていると考えられます。