銘板の用途
2023年6月30日
銘板は仕様や用途などの情報を分かりやすく表示する役目があります。分かりよくシンプル作成します。
情報を文字・記号、図形で確実に伝達できることが銘板のもつ役目であり、シンプルでより分かり易くする必要があります。加工方法は、エッチング・腐食・印刷があります。
◆耐熱性と耐食性が強い銘板は、ステンレスエッチング、アルミエッチング、真鍮エッチングが適します。掘り込みの凸凹表示が高級の質感がある銘板になります。◆グラフィックやカラフル銘板は、インクジェット方式を利用します、DIC(ディック)色の指定が可能です。◆銘板の製作方法は、機械彫刻方法、エッチング、腐蝕方法、紫外線(Ultra Violet)で瞬間的に硬化乾燥するUVインキを使用のインクジェット方法、オフセット印刷があります。
<エッチング、腐蝕方式の銘板>
イラストレータで原稿をつくり、フイルムの原版作成、転写現像方式でステンレス、アルミ、真鍮の銘板を作成します。
<転写現像方式について>
転写現像(てんしゃげんぞう)方式は、写真や画像の複製技術の一つであり、特に印刷業界で広く使用されています。この方式では、原画像をフィルム上に転写し、それを現像することで複製を作成します。
一般的な転写現像方式には、以下のような手順が含まれます:
原画像の準備: 複製したい原画像を用意します。これは通常、印刷物や写真です。
マスターフィルムの作成: 原画像を転写するためのマスターフィルムを作成します。マスターフィルムには、感光性の高い薄膜が使用されます。
マスターフィルムの転写: 原画像をマスターフィルム上に転写します。これは、原画像をマスターフィルムと密着させ、光や熱を使用して転写するプロセスです。
現像: マスターフィルムを現像液に浸します。現像液は、マスターフィルム上の感光層を処理し、画像を形成します。この処理により、マスターフィルム上に複製用の画像が現れます。
複製: 現像されたマスターフィルムを使用して、複製物を作成します。複製は、マスターフィルムを印刷版やプリント紙と組み合わせることで行われます。印刷版やプリント紙には、現像された画像が転写されます。
転写現像方式は、印刷業界で主に使用される技術であり、新聞、雑誌、ポスター、パンフレットなどの印刷物の大量生産に適しています。また、写真の現像や複製にも使用されることがあります。ただし、デジタル技術の進歩により、デジタル印刷技術が普及しており、転写現像方式は徐々にその地位を失いつつあります。
アクリル UV印刷 |
アルミ 彫刻銘板 |
ステンレス エッチング銘板 |
真鍮 エッチング銘板 |
シール 印刷銘板 |
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