粉粒体用供給機
2025年3月17日
<例>粉粒体用供給機の操作パネル
サイズ100×170 厚2.0 4-φ4.5 6-φ22 青2.5PB5/6 シート有
粉粒体用供給機は、粉体や顆粒状の材料を定量・一定速度で供給するための装置です。食品、医薬品、化学、建設、樹脂加工など、幅広い業界で利用されています。
1.粉粒体供給機の主な種類
①スクリューフィーダー
- 仕組み: スクリュー(ねじ)を回転させて材料を伝える
- 特徴:
- 連続・定量供給が可能
- 流動性の低い粉体にも対応
- 設計によっては起こりやすい
② 振動フィーダー
- 仕組み:振動によって粉粒体を移動させる
- 特徴:
- 摩耗が少なく、メンテナンスが容易
- 粒子サイズの大きい材料に適している
- 微量供給には不向きな場合がある
③空気輸送式フィーダー
- 仕組み:圧縮空気を利用して粉体を搬送
- 特徴:
- 長距離輸送が可能
- クリーンな環境での使用に適している
- 配管内にあるが発生する可能性あり
④ 重力式供給機(ホッパータイプ)
- 仕組み: 重力を利用して粉粒体を供給
- 特徴:
- シンプルな構造で低コスト
- 粉体の流動性が必要
- 供給量の調整が難しい場合あり
2. 選定のポイント
- 供給量の精度: 定量供給が必要かどうか
- 粉体の特性:流動性、粒度、吸湿性など
- 設置環境:クリーンルーム対応、耐久性など
- メンテナンス性:清掃や部品交換のしやすさ
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