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六角穴付きボルトの特徴

<例>六角穴ボルト取り扱い注意表示

ステンレス100×125 厚0.5 4-φ2 4-R2 黒・赤 艶メラミン


 

穴付きボルト(六角ソケットボルト、またはキャップボルトとも呼ばれる)の特徴は以下の通りです。

1. 頭部の形状

  • 頭に六角形の穴が開いており、六角レンチ(ヘックスキー)を使って締めています。
  • 外側に六角形の頭を持つ六角ボルトとは異なり、工具をボルトの内側に差し込みます。

2. 締結の特長

  • 強い決意力を発揮する:六角レンチでしっかりと締めることができる。
  • トルクをかけやすい:レンチがしっかりフィットするため、力を無駄なく伝えられる。

3. コンパクト設計

  • ボルトの頭が比較的小さいため、狭い場所でも使用可能です。
  • 張り出しが少ないので、機械のデザインや安全性を向上させます。

4. 使用用途

  • 工作機械、精密機器、自動車、航空機、建築など幅広い分野で利用される。
  • 強度が求められる箇所や、スペースが限られている場所で特に有効。

5. 材質と表面処理

  • 一般的な材質:鉄(炭素鋼)、ステンレス、チタン、アルミニウムなど。
  • 表面処理:亜鉛メッキ、黒染め、ニッケルメッキなど、用途に応じた処理が実施される。

6. 注意事項

  • 六角レンチがないと締め付けや緩めができない。
  • 過剰な力を加えると、穴がなめて(潰れて)しまうことがある。

六角穴付きボルトは、見た目のスマートさと高い機能性を獲得した締結部品として、多くの機械や装置で活用されています。

 

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