六角穴付きボルトの特徴
2025年3月18日
<例>六角穴ボルト取り扱い注意表示
ステンレス100×125 厚0.5 4-φ2 4-R2 黒・赤 艶メラミン
穴付きボルト(六角ソケットボルト、またはキャップボルトとも呼ばれる)の特徴は以下の通りです。
1. 頭部の形状
- 頭に六角形の穴が開いており、六角レンチ(ヘックスキー)を使って締めています。
- 外側に六角形の頭を持つ六角ボルトとは異なり、工具をボルトの内側に差し込みます。
2. 締結の特長
- 強い決意力を発揮する:六角レンチでしっかりと締めることができる。
- トルクをかけやすい:レンチがしっかりフィットするため、力を無駄なく伝えられる。
3. コンパクト設計
- ボルトの頭が比較的小さいため、狭い場所でも使用可能です。
- 張り出しが少ないので、機械のデザインや安全性を向上させます。
4. 使用用途
- 工作機械、精密機器、自動車、航空機、建築など幅広い分野で利用される。
- 強度が求められる箇所や、スペースが限られている場所で特に有効。
5. 材質と表面処理
- 一般的な材質:鉄(炭素鋼)、ステンレス、チタン、アルミニウムなど。
- 表面処理:亜鉛メッキ、黒染め、ニッケルメッキなど、用途に応じた処理が実施される。
6. 注意事項
- 六角レンチがないと締め付けや緩めができない。
- 過剰な力を加えると、穴がなめて(潰れて)しまうことがある。
六角穴付きボルトは、見た目のスマートさと高い機能性を獲得した締結部品として、多くの機械や装置で活用されています。
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