自家消費型産業用太陽光発電
2025年4月15日
ソーラー発電機の銘板例
アルミ 40×80 厚0.8 14-φ5 2-R2 3-R6 黒 半艶 シート有
「自家消費型産業用太陽光発電」とは、企業や工場などの産業施設が、太陽光パネルを設置して発電した電力を自社の電力需要に使う方式のことです。売電を主目的とした「全量売電型」とは異なり、発電した電力をその場で使うことを目的としています。
特徴とメリット
1. 電気代の削減
自社で電力をまかなうことで、電力会社から購入する電力量を減らし、電気料金の削減が可能です。
2. エネルギーの自立化・BCP対策
災害時などにおいても、電力の一部を自給自足できるため、事業継続性(BCP:Business Continuity Plan)にも有効。
3. 環境対応・脱炭素化
再生可能エネルギーの利用により、CO₂排出削減やカーボンニュートラルの取り組みに貢献。ESG投資やCSRにも効果があります。
4. 補助金や税制優遇の活用
地域や国の制度によって、補助金や即時償却・税額控除などの優遇措置を受けられるケースもあります。
導入時のポイント
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電力使用量と負荷パターンの分析
日中に使用する電力が多いほど、自家消費の効率が高まります。 -
設置スペースの確保
屋根・空き地・駐車場の上など、設置可能なスペースがあるかを検討します。 -
蓄電池との連携(必要に応じて)
余剰電力の活用や、夜間の使用も考える場合は蓄電池の導入も検討。 -
逆潮流防止
系統へ電力が流れ出さないように制御する必要がある場合もあります(電力会社の条件次第)。
どんな業種に向いている?
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工場(製造業)
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倉庫・物流拠点
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ショッピングモールや商業施設
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オフィスビル
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農業施設(スマートアグリ向け)
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